のどのはれ、
首の腫れ・しこりなど、
首まわりの違和感がある方へ
頸部のエコー検査について
頸部エコー検査は、超音波を使用して首回りの皮膚表面から約5cm以内の状態を確認する検査です。炎症や腫瘍など、様々な病気の発見に有効とされています。
放射線による被ばくリスクや痛みは伴わないため、お子様や妊婦の方でも受けられる検査です。検査は10分程度で完了します。
検査は当日すぐに受けていただくこともありますが、予約日を決めてから行う場合もあります。検査に引き続き、エコーガイド下に穿刺細胞診を行うことがあります。21ゲージ程度(一般的な採血で使用する針とほぼ同じ太さ)の針で病変を穿刺し、細胞の一部を採取して診断の補助とします。
組織採取ほどの分量はとれませんし、血液成分のためうまく診断ができないこともあります。さらに精密検査が必要な方には連携先の医療機関への紹介も行います。
このような症状が見られる方、頸部エコー検査の対象となります
- 首にしこりが見られる
- 首の腫れが見られる
- 生まれつき首にしこりがあり、
最近大きくなってきた - 食べている時、耳の下が腫れる
- 顎の下に固いしこりができている
- 健診で甲状腺の腫れが発見された
- ご家族に甲状腺疾患を患っている方がいる
など
当院で
行うエコー検査について
甲状腺エコー検査
苦痛や不快感を伴うことなく、簡単に受けていただける検査です。血液検査と並んで、甲状腺疾患を診断する際の第1選択肢となることが多いです。この検査では、甲状腺のサイズや内部の均一性を調べ、腫瘍やがんがあるかどうかを確認します。
この検査で確認できる疾患は以下の通りです。
- バセドウ病や慢性甲状腺炎などの
びまん性疾患 - 腺腫様甲状腺腫、濾胞腺腫、がん
唾液腺(耳下腺/顎下腺)エコー検査
唾液腺は唾液を生み出す器官です。唾液腺は3種類あり、耳下腺、顎下腺、舌下腺に分けられます。耳下腺の中には、顔の筋肉を動かす顔面神経が通っています。唾液腺のエコー検査では、唾液腺のサイズや内部の均一性をはじめ、腫瘤などといった以下の疾患がないかを確認できます。
- 反復性耳下腺炎、自己免疫性唾液腺炎、唾石症などの炎症性疾患
- がま腫などの唾液分泌、
吸収障害による粘液嚢胞 - 多形腺腫やワルチン腫瘍、
唾液腺がんなどの腫瘍性疾患
頸部リンパ節エコー検査
リンパ節は、リンパ管を繋ぐ小さな豆型の器官です。通常のサイズは2~3mm程度で、全身に300~600個もあり、リンパ液に侵入した細菌、ウイルス、がん細胞などの異物を捕えて排除し、外敵から体を守る役割を担っています。
エコー検査では、リンパ節のサイズや形、内部血流をはじめ、以下のような疾患を調べることが可能です。
- 反応性リンパ節腫大、リンパ節炎
(ウイルス / 細菌などによる) - 悪性リンパ腫
- がんのリンパ節転移
-
その他、神経鞘腫、リンパ管腫、脂肪腫、皮様嚢腫などの軟部組織腫瘍
検査の流れ
1
椅子や床に座り、ややうつむき加減の姿勢をとります。上を向くと鼻血がのどに回ってしまうため避けましょう。
血液を飲み込むと嘔吐しますので、できるだけ飲み込まない様に、のどに回ってきた鼻血は舌で口腔外に押し出すのがよいです。
2
プローブを当てて、体の内部の様子を調べます。この時、画面を一緒にご覧いただくこともできます。
検査は5分~10分程度で終了するので、リラックスしながら受けていただければと思います。
検査の注意事項
- 食事制限する必要はありません。
- 首回りが出しやすい恰好でお越しください。
検査料金(保険診療)
1割負担(税込) | 3割負担(税込) | |
頭頸部エコー検査 | 350円 | 1,050円 |
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※診療費用に上記金額が追加されます。