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咽頭・喉頭腫瘍
(のどのがん)

伊勢原の咽頭・喉頭腫瘍診断なら当院へ

伊勢原駅近くの咽頭・喉頭腫瘍の早期発見・治療なら、えびす耳鼻科いせはら当院の院長は、がん治療認定医および頭頸部がん専門医の資格を取得しており、大学病院では多種多様の頭頸部がん(鼻副鼻腔癌、口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、甲状腺癌、唾液腺癌等)の診断・治療・手術に携わってきました。

伊勢原市桜台に構えているえびす耳鼻科いせはら耳鼻咽喉科・頭頸部外科では、今までの経験を活かしてがんの早期発見に努め、適切な高度医療をご紹介しています。お悩みの症状がございましたら、お早めにご相談ください。

喉頭がん・咽頭がんを
早期発見するポイント

喉頭がんを疑う
ポイントは?

喉頭がんを疑うポイントは?

喉頭がんはできる部位によって起こりやすい症状が異なります。喉頭がんの中では声帯にできるがん(声門がん)が最も多く、声帯ポリープなどの良性疾患と比べると、粗っぽい感じの声のかすれが発症早期に出現するのが特徴です。頭頸部のがんでは珍しく、早期発見が期待できるがんで、早期であれば音声を温存しながら完治を目指すことが可能です。進行例では音声を温存できないこともあります。

以下の症状のうち1つでも該当している場合は、耳鼻咽喉科へ受診することをお勧めします。

喫煙は喉頭がんの最大の発症要因です。喫煙量が多い場合は、喉頭がんのリスクも比例して高くなります。気になる症状があれば、早期に耳鼻咽喉科での受診をお勧めします。その上で、疾患が見つかれば早期治療を。疾患がなければ禁煙にチャレンジしましょう。

咽頭がんを疑う
ポイントは?

症状は咽頭のどの部分にがんが発生したかによって変わりますが、声門がんに比べると特徴的な症状を欠くので、必ずしも早期発見ができるとは限りません。以下の症状が現れた場合は咽頭がんの可能性が考えられるため、1つでも該当した方は、耳鼻咽喉科へ受診しましょう。

喫煙量や飲酒量が多い場合は、咽頭がんのリスクがそうでない方よりも高いです。とくに、食道がんの治療を受けられた患者さんは、10%程度の確率で同時性・異時性の咽頭がんが発生すると言われています。「痛くないから大丈夫」と思っている方も多くいますが、がんが小さい段階では痛みを伴わないことも少なくありません。
なかなか特徴的な症状が出づらい咽頭がんですが、早期に診断ができれば、機能温存治療も可能です。喫煙、飲酒の習慣のある方、食道がんの既往のある方は高リスクですので、1年に1回は耳鼻咽喉科の受診をお勧めします。

咽頭がん、喉頭がんとは
(咽頭・喉頭腫瘍)

咽頭がん

咽頭とは、鼻の奥から食道までの道で、食物や空気が通過する部位です。咽頭は上・中・下に分かれており、それぞれの部位にがんが発生した場合、上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がんとされます。扁桃腺や舌のつけ根は中咽頭の範囲に含まれます。

喉頭がん

喉頭とは、いわゆるのどぼとけに位置する器官で、気管と咽頭を繋いでいます。喉頭がんは三種類あり、それぞれ声門がん、声門上部がん、声門下部がんと分類されています。

咽頭がん、喉頭がんの原因

古典的な発症要因として代表的なのは飲酒と喫煙です。とくにお酒を飲んだ時に顔が赤くなる方や、あまりお酒に強くはないけれど、くりかえし飲酒しているうちに飲めるようになった、という方ではがんの発症リスクが上昇します。アルコールの代謝に関わる酵素の遺伝的な変異が原因で、食道がんや他の頭頸部がんとの同時性・異時性発がんを起こしやすいことが知られています。喫煙の悪影響はよく知られていますが、飲酒も少量でも悪影響があり、とくに若い年代で影響が大きいことがわかっています。

上咽頭がんはEBウイルスの感染が主な原因です。近年、子宮頸がんと同様のヒトパピローマウイルスの感染によって発症する中咽頭がんが増加しており、非喫煙者や若い世代にも発生することがわかっています。ヒトパピローマウイルスが関与しているかどうかは組織診断で鑑別が可能で、一般的には飲酒喫煙が原因のものよりも予後が良いことが知られています。

咽頭がん、喉頭がんの症状

咽頭がん

早期にはほとんど症状が現れず、自覚症状があったとしても喉の違和感やしみる程度の痛みといった、軽い症状しか起こりません。上咽頭がんでは、がんによる耳管の閉塞のために、片側の滲出性中耳炎をきたすことがありますので、かぜ症状などの前駆症状がない成人の耳閉感には注意が必要です。がんが進行すると、食べ物が通りにくくなったり、空気が通らず息苦しくなったりすることがあります。また、頸部リンパ節に転移したがんを「首にしこりができた」と思って受診される方も少なくありません。

  • 上咽頭がん
    耳閉感(耳が詰まったように感じる)、鼻詰まり、鼻血が出る、首のはれ
  • 中咽頭がん
    のどの腫れ、飲み込みづらさ、のどの痛み、違和感、異物感、首のはれ
  • 下咽頭がん
    声がかすれ、飲み込みづらさ、のどの痛み、違和感、異物感、首のはれ

喉頭がん

  • 声門がん
    比較的早いうちに声のかすれが出始めます。腫瘍が大きくなると声門が狭くなるため、息苦しさや血痰が起こることもあります。
  • 声門上部がん
    のどの違和感、異物感、頸部リンパ節転移を起こしやすいです。早期ですと症状がほとんど現れません。
  • 声門下部がん
    早期ですと症状がほとんど現れません。そのため発見が難しい傾向にあります。進行すると声の異常や息苦しさが起こります。

咽頭がん、喉頭がんを
診断するための検査

内視鏡検査によって上咽頭、中咽頭、下咽頭、喉頭をくまなく観察します。
経鼻的に行う通常の内視鏡検査に加えて、食道入口部まで観察できるModified Killian's Methodのほか、接線方向になる中咽頭を正面から観察する経口的観察を併用した特徴的な内視鏡検査法を採用しています。詳しくは解説ページを参照してください。

内視鏡に搭載された画像強調システムは、肉眼を超えた解像度をもち、早期癌の診断に有用です。咽喉頭の評価とあわせて、頸部リンパ節の評価も重要で、超音波検査を用いて診察いたします。

当院の内視鏡検査について

咽頭がん、喉頭がんの治療

いずれの部位も、病気の進行具合によって、治療方法は大きく異なります。治療自体は提携医療機関にご紹介をし、十分な設備と人的資源のもとで検討いただきます。
一般的には、早期がんに対しては経口的切除術や放射線治療といった、臓器温存、機能温存を目指した治療が行われます。一方で、進行がんに対しては、拡大切除、再建手術といった大掛かりな手術を選択せざるを得ず、臓器温存の面では損失となります。

手術を回避し、臓器温存を目的とするならば、放射線治療を中心に、化学療法を組み合わせた治療が主体となりますが、臓器温存は必ずしも機能温存につながらない場合もあり、利点欠点を総合的に判断する必要があります。とりわけ進行がんでは、根治性と生活の質はなかなか両立が難しい問題ではありますが、治療を終えた後の患者さんそれぞれの生活の質が最大限維持されるように、治療により予想される変化を想定して治療選択をしていくことが重要です。

頭頸部癌の治療は日進月歩で、より治療効果を高め、QOLを維持できる治療法の開発や治療の組み合わせが試みられており、将来的には治療の順序や治療選択の優先順位は変わってくるかもしれません。いずれにしても病気の根治と生活の質(QOL)の両面を考えた治療選択が重要ではあることは変わりませんが、進行がんではそれらの両立は必ずしも簡単ではありません。治療効果を高め、QOLを維持する最善の方法は早期発見に尽きますので、気になる症状があればぜひご相談ください。
当院では、院長の臨床経験を活かして、頭頸部がん治療に対するセカンドオピニオンにも対応いたします。自費診療になりますので、ご希望の場合には個別にお問い合わせください。

咽頭異物について

咽頭異物とは

咽頭異物とは

代表的なものはのどに刺さった魚の骨です。「喉に魚の骨が刺さったらご飯を丸呑みする」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、お勧めしません。運良くご飯と共に脱落してくれればよいのですが、骨が深部に迷入し、結果的に摘出が困難になることもあります。粘膜下に迷入した魚骨異物は視認できませんので、摘出に難渋することはしばしば経験されます。
「自然に抜けるかもしれない」と様子を見る方もいますが、異物をきっかけにして周囲の粘膜が炎症を起こすこともあります。どうしようかなと悩むよりは耳鼻咽喉科を受診していただく方が早いです。
うなぎなどの細かい骨は肉眼ではどうしても視認しづらいのですが、ここでも肉眼を越える眼を持つ内視鏡検査が活躍します。

当院では、鉗子孔付きの処置用電子スコープを導入していますので、全身麻酔下でなければ除去できないような特殊なものをのぞけば、だいたいの咽頭異物に対応可能です。

咽頭異物の治療

肉眼的に視認できる範囲で頻度が高いのは口蓋扁桃に刺入した異物です。口蓋扁桃であれば肉眼的に除去できることが多いです。

舌根、食道入口部など、肉眼的に視認できないものや、視認できても角度的に難しいものでは鉗子孔付きの処置用電子スコープを用いて除去を試みます。鉗子孔がついている分、通常のファイバースコープよりは太いカメラではあります。処置前には局所麻酔を十分に行いますが、太い分鼻に痛みを感じると思います。しかし、咽頭異物が刺さりっぱなしだったり、周囲に炎症を起こしてしまうよりはましなので、がんばって耐えてください。